職業訓練校に通うことを検討されている方で、一人暮らしで生計を立てている場合、「お金」の問題は避けられません。
筆者自身も仕事を辞めて無収入でした。
失業手当をもらえる方もいらっしゃると思います。
失業手当をもらえない方も、職業訓練受講給付金で10万円もらえます。
しかしながら、一人暮らしで賃貸物件に住んでいる場合だと固定費で生活が厳しいのが実情だと思います。
そんな事情からアルバイトを検討されると思いますが、これからお話する内容を踏まえてご検討ください。
筆者としては辞めたほうがいいと考えています。
おすすめしない理由を述べていきます。
アルバイトは不可ではない
前提として、職業訓練校に通学中にアルバイトをすることはNGではありません。
ただし失業手当をもらえる方は申告が必要になります。
収入が入るので生活が安定しますが、失業者にとってはメリットばかりではありません。
失業手当をもらえる方はデメリットのほうが大きい
損するのでアルバイトはしないほうがいいです。
失業手当が減額されるからです。
バイト代をいくら稼いでも、ハローワークとしては「就労扱い」になってしまうため、最悪の場合は支給ストップになりえます。
アルバイトをそこそこがんばる ⇒ 失業手当が減額
1日4時間以上働いた場合⇒働いた日は不支給
1日4時間未満働いた場合⇒賃金に応じて減額される場合あり
アルバイトしていることを黙っておけばいいのでは?
バレます。
雇用契約を結んでいた場合、税金などでいずれは知られます。
バレた場合、「不正受給」扱いになります。
不正受給の典型例
・実際には行っていない求職活動を、「失業認定申告書」に実績として記すなど偽りの申告を行った場合
・就職や就労(パートタイマー、アルバイト、派遣就業、試用期間、研修期間、日雇などを含む。)したにもかかわらず、「失業認定申告書」にその事実を記さず、偽りの申告を行った場合
・自営や請負により事業を始めているにもかかわらず、「失業認定申告書」にその事実を記さず、偽りの申告を行った場合
・内職や手伝いをした事実及びその収入を「失業認定申告書」に記さず、偽りの申告を行った場合
・会社の役員に就任(名義だけの場合も含む。)しているにもかかわらず、「失業認定申告書」に記さず、偽りの申告を行った場合
・定年後、「積極的に就職しようとする気持ち」や「いつでも就職できる能力(身体的・環境的)」がなく、しばらく失業給付を受け、受給終了直後に年金を受給しようと考えている者が、「失業認定申告書」により偽りの申告を行った場合こういった不正行為が行われた場合、その不正行為があった日以降の日について、基本手当等が一切支給されず、不正に受給した基本手当等の相当額(不正受給金額)の返還が命ぜられます。さらに、返還が命ぜられた不正受給金額とは別に、直接不正の行為により支給を受けた額の2倍に相当する額以下の金額の納付(いわゆる「3倍返し」)が命ぜられることとなります。
かといって、お金が必要
一人暮らしで生計を立てている場合はとくに顕著ですが、どうしても無収入は避けたいものです。
その場合は素直にハローワークの職員や地方自治体に相談しましょう。
お金を借りるという選択肢
税金を免除して節約する選択肢
どうしてもアルバイトをする場合は「単発バイト」にしましょう。
とくに、在宅のデータ入力がスキマ時間にできるのでおすすめです。
筆者オススメのバイト探しは下記です。
アルバイトよりも、先を見据えた行動を
ハローワークから給付されるお金は「勉強に専念してもらうため」が目的です。
筆者の通っていた職業訓練校でも、アルバイトをしていた人は1割も満たなかったです。
最初のほうはアルバイト時間を多く入れてたけど、卒業が近づくにつれ減っていったそうです。
理由は、「職業訓練校の勉強に集中するため」でした。
未経験分野の学習を体力の使うアルバイトと両立するのは非現実的です。
アルバイトに時間をかけるよりは、目の前の学習や就職活動に専念しましょう。
未経験職種の就職活動は非常に厳しいです。
前もっての時間をかけた準備が大事です。
さいごに
いかがだったでしょうか?
筆者は、職業訓練校卒で、「職業訓練校体験記」を書いています。
職業訓練校ってどんなところなんだろうと思っている方、ぜひご一読ください!
職業訓練校体験記(Weekly版)はこちら
職業訓練校体験記(Monthly版)のスタートはこちら
職業訓練での学習では網羅できない点もあります・・・
実務レベルまで持っていくために、Wスクールも視野に入れてみてください!
勉強仲間もでき、オンラインでスキマ時間に学習できるオンラインスタイルがおすすめです。
筆者の就職活動の体験記はこちら