職業訓練校の授業は通学です。対面授業となります。
コロナ禍で緊急事態宣言下でも基本的に通学となります。
国からの支援ですし、決まり事なので仕方ないですが、どうせなら通学のメリットを活かしたいですよね。
今回は、筆者の通っていた職業訓練校の対面授業について、体験をもとに記事を書いていきます。
スクールとの違いも書いています。
簡単登録で、あなたの年収査定ができます。
自分はどういった点で求められているのかが知れて、就職活動の自己分析に役立ちます。
※転職エージェント利用の場合は、ベンチマークとして活用もできます。
職業訓練校の授業は全て通学なのか
ハローワークや厚生労働省のHPを確認しましたが、やはり通学がメインです。
通学することで、職業訓練受講給付金などの制度を受けられます。
一部オンラインでの講義もありますが、「職業訓練校」としては微妙な立ち位置で、職業訓練受講給付金などの制度が受けられない場合が多いです。
また、その講義の開校も少なめです。
コロナ禍で職業訓練校受講者の需要が増え、一時的な受け口として開校されたと筆者は考えています。
通学における大前提
職業訓練校は、平日に開校しています。 ※一部土曜日も開校
そのため、社会人と同じ生活リズムである必要があります。
ずっとニート生活や昼夜逆転生活をしていた人にとってはきついものとなります。
何より、通勤ラッシュと同じ時間帯なので、朝は体力を消耗します。
上記状況を踏まえて、メリット・デメリットを紹介していきます。
(メリット)目標を見失わない
通学することで、クラスメイトや講師と直接会って話します。
そして、同じ教室で同じ方向性をもって学習ができます。
無論、通学は絶対条件なので、逃げられません。
その環境において、自分のレベル感や今何をすべきかを知ることができます。
(メリット)対面授業なので、理解度に合った授業になる
このポイントは大きいです。
職業訓練校なので、就職してもらうことが関係者全員の共通目的です。
そのため、初心者でもわかりやすく丁寧に授業が行われます。
わからないことがあればその場で質問でき、クラスメイトと一緒に解決できます。
同じレベル感の仲間と解決することは理解度UPに大きく貢献します。
(デメリット)自分のやりたいこととミスマッチの場合は辛い
職業訓練校において、就職が目的で、そのためにカリキュラムが組まれています。
photoshop 20時間、Illustrator 20時間と学習時間が決まっています。
おまけに詰め込みスタイルの授業なので、スピード感は早いです。
じっくりIllustratorの授業がしたいと思って入学したのにすぐ終わって他の授業になってしまったとなるとガッカリ感は否めません。
(デメリット)理解度が高い人にとっては、時間拘束となってしまう
対面授業であるので、クラス全体の理解度にあった授業スピードになります。
自分にあった学習の進め方ができないので、モヤモヤしたり、時間拘束のストレスを感じてしまいます。
これについては改善できないので、あらかじめ予習をしておき、授業では復習といった自分なりの授業の受け方を作っていく必要があります。
スクールとの違いについて
・スクールは「就職」「フリーランス」「副業○○万」などゴールはバラバラです。
・スクールの生徒の士気は高い。(有料で自分の意志で通学しているから)
※どちらにも他力本願の方は一定数いますが、個人のスキルについてはレベル感は圧倒的に違います。
昨今、様々なスクールが開校されており、Twitter界隈でも学習状況を知ることができます。
そしてコロナ禍により、オンライン学習に切り替えたスクールも多いです。
その場合、対面学習のメリットが大きく失われています。
本当に初心者の場合は、困ったときにいつでもヘルプを呼べる対面学習のほうが圧倒的に楽です。(精神面で)
また、スクールの講師は初心者のつまづく場所を知っているので解決が早いです。
筆者の個人的な所感ですが、職業訓練校で基礎を学んで、スクールで基礎を復習しながら空いた時間でいろんなことに挑戦したほうがいいと思います。
職業訓練での学習では網羅できない点もあります・・・
実務レベルまで持っていくために、Wスクールも視野に入れてみてください!
勉強仲間もでき、オンラインでスキマ時間に学習できるオンラインスタイルがおすすめです。
さいごに
いかがだったでしょうか?
職業訓練校の最高の強みは、通学できることだと筆者は思っています。
コロナ禍でも対面で交流できる場は数少ないです。
筆者は、職業訓練校卒で、「職業訓練校体験記」を書いています。
より詳細に、職業訓練校の雰囲気がつかめるのではないかと思います!
職業訓練校ってどんなところなんだろうと思っている方、ぜひご一読ください!
職業訓練校体験記(Weekly版)はこちら
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筆者の就職活動の体験記はこちら