この記事をご覧になっている方は、Webデザイナーを目指して転職活動中ではないでしょうか?
今回の記事では、実際にWeb制作会社で働いてらっしゃる方をお招きしてお話を聞いたことをまとめます。
実務未経験で、Webデザイナーを目指したい!
実務未経験で、Web業界に就職できるのか?
そういった方向けに書いています。
この話を聞いて、筆者は棒で叩かれたかの如く目が覚めました。
簡単登録で、あなたの年収査定ができます。
自分はどういった点で求められているのかが知れて、就職活動の自己分析に役立ちます。
※転職エージェント利用の場合は、ベンチマークとして活用もできます。
お話を聞いた人について
・都内の制作会社勤務
・勤務歴3年目
・Webディレクター
・髭を伸ばしている
まだ若いのに髭がやばいよ(^^)
なぜWebデザイナーの就職が難しいのか?
直球で本題からで!
結論は最後にとっておいてね!
Web業界の一般的な仕事の流れを知ってる?
営業 → ディレクター → デザイナー
なんだけど、左から順番に裁量があって上位職だよ!
Web業界にも構造があり、各レイヤー(階層)があるとのこと
第一階層 | Webコンサルタント、プロデューサー、プランナー ※これらは営業 |
---|---|
第二階層 | Webマーケター、Webディレクター |
第三階層 | Webデザイナー、コーダー |
※とあるWeb制作会社界隈の関係図
お金の流れも上から下に流れていきますので、下に行けば行くほど年収も低くなります。
上位階層の職種が下位階層の職種に仕事を依頼し、下位階層の職種をマネジメントします。
上の階層に行けば行くほど頭を使う仕事になり、下の階層に行けば行くほど手を動かす仕事になります。
でも、下の階層ならば採用されやすいんじゃないの?
ポイントは「手を動かす仕事」であること
心当たりはない?
自動化か!もしくはツールで業務効率化できるってことね!
そのとおり!
現在、AIによるコーディング等が噂されています。
サイトもCMS(WordPress)やwixなどのサービスで簡単に作れます。
テンプレートも数多存在しています。
よって、特別なスキルが不要になってきているのです。
上記のような事情から、制作会社としてはWebディレクターのほうが欲しいんだ。
でもこれは仕事を回す人員としてね。
デザインもコーディングも大事だけど、採用するなら高度な知識と経験をもった即戦力になりうる経験者だけでよい。
なぜなら、第三階層については、今では人員をクラウドソーシングやSNSで集められるし、業務委託もお願いできるし。
フリーランスが増えた時代だからね。
たしかに、会社の総務が業務委託ってケースもあるし、下の階層に行けば行くほどアウトソースしてるんだね!
でも、第二階層の人たちにとっては直接指示できなかったり、契約周りでいろいろ気苦労が絶えんでしょ?
・・・・・・・・・・
フリーランスにならないの?
Web制作会社の人は自分はフリーランスにならないの?って前から思ってた!
なろうと思えばなれそうだけど、自分の上位職種(営業)を誰がやってくれるのか?ってなる。
今では、フリーランスのエージェントサービスがあって便利だけどね!
クラウドテックとか。
でも、この制作会社だからこその強みがあって、ある業界のめちゃくちゃ有名な会社の案件とかに携われるチャンスとか。
フリーランスだったら、そういうチャンスってめったにないし、難しいよね。
未経験でもWebデザイナーになって稼げるの?
やっぱりみーんな気になるこの話(^^)
Webデザイナーって名乗ってるほとんどのフリーランスって、Webディレクターだよ。
さっき説明した通り、上位階層の職種のほうが稼げる。
そういった人たちは稼いでるみたい。Web制作会社出身でツテもあって強い。
でも、忙しいと思うよ。
Webデザイナー単体の人はそんなに稼げてないかも。
ただ、時間的に制約があるって人にとっては働きやすいかもね。
未経験でも門戸は広いし、不可能なことではないよ。そして楽でもない。
そもそもなぜWebデザイナーになりたいって人が増えたのか謎・・・
社会現象??
そこは知らん。
さいごに
いかがだったでしょうか?
業界の構造とポジションを知れば、稼ぎ方も変わってくるのではないでしょうか?
この事情を知らなかった筆者のWeb業界転職活動記事はコチラ
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