就職活動やクラウドソーシングで、力量提示のために、ポートフォリオを作ることが推奨されています。
就職活動の場合、Webサイト制作の能力は重要視される項目です。
しかしながら、未経験の場合はどうアピールすればいいのかわからないですよね。
今回は、実際にWeb制作会社で働いている人に「架空サイトをポートフォリオで作るときのポイント」を聞いてみました。
就職活動向けのポートフォリオ作成解説になります。
絶賛ポートフォリオ制作中
ポートフォリオの作り方のコツを知りたい
Web制作会社に社員として入社したい
そういった方向けに書いています。
簡単登録で、あなたの年収査定ができます。
自分はどういった点で求められているのかが知れて、就職活動の自己分析に役立ちます。
※転職エージェント利用の場合は、ベンチマークとして活用もできます。
ポートフォリオとは
こちらのページに記載しています。
筆者が職業訓練校に通っていたときに習ったことをまとめています。
ポートフォリオの完成度
未経験や経験の浅い場合、プロ級のレベルのサイトは作れません。
むしろ、目指す必要もないと思っています。
どんなにがんばっても知識や経験が無ければ、自分が100%の出来だと思っても、相手にとっては70%だったりするからです。
最近では、Webデザイナーを目指すスクールが乱立しています。
「この前も似たような作品を持ってきた人がいてね・・・。就活生の間で流行ってるの?」といわれることもあるとか。
某知名度の有名なスクールだと完全に型が決まっているので、逆に評価が下がってしまいます。
しかしながら広義でいうと、「独自性」が見えないということです。
同じ作品、同じスキルの人材が量産されていると認識してしまい、採用を決める材料が無い状態なのです。
そのため、自分で考えたもの、独自性のある作品を制作する必要があるのです。
作品の独自性は必要だが、個性は不要
個性が不要というのは、「芸術性は不要」ということです。
クリエイティブな仕事ではありますが、あくまで創ることがメインです。
そのため、アーティストのクリエイティブは不要なのです。
採用担当者も「個性を生かしてあげよう」とは思っていないです。
面接官の視点に立って作品を作る
面接官は、「自分の会社に来てもらって、他の社員と協力して仕事をしてくれるか?」という点を見ています。
実績や能力は二の次です。
では、どんな人が重宝されるのか?
上記を見てわかるとおり、「テクニック」は不要です。
指示書に従い、そのとおりに実施できる人が求められているのです。
そのため、正攻法で模範的な仕事をする人間を目指すべきなのです。
まずこの点を前提においてから、「独自性」という言葉が活きてきます。
「独自性」の作品とは?
自分で一から考えて作った作品そのものです。
「自分で考えた」ということと、「その考えるに至った経緯や背景」が重要なのです。
では、どのように考えていけばよいのか。
それは実際に依頼者から仕事を受けたと想定して作品を作っていけばよいのです。
依頼者を仮定し、どんな目的があって、どんなWebサイトを作りたいかをまとめます。
「御社のここが強みだから○○をアピール」など、そのWebサイトで何を発信するのかを図示化してまとめるとよいです。
ここから作業になりますが、どう試行錯誤したかの経緯を記載すると「独自性」が出ます。
実際にWebサイトが存在しなければ話にならないので制作します。自分でルールを決めてコーディングし、各ページ統一感を意識しましょう。
ここまででWebサイトが完成したら、次のステップは下記です。
・作品を複数制作
・レスポンシブ対応化
作品を複数制作することで、「幅」をアピールできます。
レスポンシブ化は今の時代はスマホなので当たり前に作成する必要があります。
もし苦手ならば、最初からスマホ版で制作することも視野に入れておきましょう。
最初から出来の良い作品をつくるのはハード
まずは、学習時に利用したWebサイトをアレンジしてみることが一番です。
そして、作品数を重ねるごとに「独自性」を増やしていきましょう。
参考になるサイト群
・LPの最新デザインまとめ参考サイト|LP アーカイブ
・ランディングページまとめサイト
画像については下記を参考にしてください。
※「クレジット表記の要否」、「改変の可否」とそれぞれ規定があるので十分に注意してください。
さいごに
筆者は、職業訓練校卒で、「職業訓練校体験記」を書いています。
より詳細に、職業訓練校の雰囲気がつかめるのではないかと思います!
職業訓練校ではWebデザインを勉強しており、そのときの知識が今でも活きています。
職業訓練校ってどんなところなんだろうと思っている方、ぜひご一読ください!
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