Webディレクターにはどんな知識やスキルがいるんだろう?
Web業界を知らない自分にとっては謎でしかありませんでした。
入社してしばらく経ったので、実務を通して学んだ「必要だな」というスキルをまとめてみました。
筆者自身、苦労と試行錯誤で学んでいきました。
入社当時には全くといっていいほど、身に着けていなかったです(通用するものではなかった)。
まだまだ未熟ですが、日々努力しています。
筆者は下記職種で仕事をしています。
ディレクターに近い仕事で、社内調整がメインです。
Webディレクターってどんな仕事なんだろう?
Webディレクターに必要なスキルって何なんだろう?
Web業界ってどうなのかな?
そういった方向けの記事になります。
ご想像どおり、幅広い知識が必要
下記にリストで列記してみました。
・サービス設計力
・資料作成力
・プレゼン力
専門知識
・エンジニアスキル
・Webマーケティングスキル
・UX/UIデザインスキル
ディレクターは、専門職というより、ビジネス職と思っています。
広く浅く知っておくことが多いからです。
サービス設計力
どんなサイトを作るか、どんなシステムを作るかの前に、「なぜやるのか?」を考えます。
そして、「なんのためのサイトやシステムなのか?」を考えます。
結果、何が要るのか要らないのかの取捨選択をします。
例えば、「Aという商品を売るECサイトを作りたい」となった場合、どんな収益モデルなのかを考え、どんな機能が必要なのか、どんな運用をしていくのかなど、ビジネスを回していくことを想定として作り始めます。
要件定義といったものでしょうか。
この能力を欠くと、ゴールが見えませんし、無駄な作業も発生してしまいます。
資料作成力
やりたいことを資料に落とし込む必要があります。
口頭で伝えても、人は忘れますし、認識の齟齬も生まれます。
たとえ相手が誰でもわかる資料を作ることが大事です。
この能力を欠くと、思い通りの成果物が完成しません。
プレゼン力
提案です。ディレクターといったら、このシーンがドラマでも出てくるのではと思います。
言わずもがなですが、この能力を欠くと、関係者が動いてくれません。
エンジニアスキル
エンジニアとのコミュニケーションができないです。
自分でプログラムを組んだり、データの構造を考える必要はありませんが、知識を知っていれば提案できます。
エンジニアが「出来ない」といったことも、別視点で提案して解決できることもあるからです。
かといって、一から自分で学ぶのは難しいのでスクールに通って勉強することがお勧めです。
Webマーケティングスキル
Webサイトの設計段階で、どこでどうするのか、何が目的なのかを定義できれば、効果的なサイトを作れます。
サービス設計力と相乗することで、収益向上につながります。
Udemyなどの動画サービスでの学習がお勧めです。
UX/UIデザインスキル
UXとなると、いろんなことを包括することになってしまいます。
サービス設計力、Webマーケティングスキルが該当します。
UIも大事です。
どんなボタンがいいのか、どんな導線がいいのかを理論的に構築できると誰からも文句の言われない成果物になります。
当たり前のスキル
下記のスキルをもっていないと、ディレクター業務が辛くきつい業務になってしまいます。
クライアントから様々な要求が出てきます。
これはできるできない問題、これをやったらこれができない問題など、すべてを限られた納期や予算で実施することはできません。
優先順位を決めて、やることを納得してもらうよう説明する能力が必要です。
出来なければ、自分が辛い目に遭います。
ディレクションとは指揮することです。
プロジェクトの方向性や舵を決めていく必要があり、様々な問題が浮上してきます。
それに対して、常に対応し、適切な解決が求められます。
出来なければ、自分が辛い目に遭います。
納期が絡んでくるので、タスクをいつからいつまでに終わらせるかを管理する必要があります。
出来なければ、自分が辛い目に遭います。
出来なければ、自分が辛い目に遭います
正直、ディレクターは様々なシーンで板挟みに合い、消耗する中間管理職みたいなものです。
やりがいと幅広い業務に携われる魅力はありますが、当人のスキルに左右されてしまいます。
慣れていない・未経験だと、残業や休日出勤も覚悟しないといけないです。
さいごに
筆者は、職業訓練校卒で、「職業訓練校体験記」を書いています。
職業訓練校ではWebデザインを勉強しており、そのときの知識が今でも活きています。
職業訓練校ってどんなところなんだろうと思っている方、ぜひご一読ください!
職業訓練校体験記(Monthly版)のスタートはこちら
職業訓練校体験記(Weekly版)はこちら
筆者の就職活動の体験記はこちら