Web業界に入社して、自社サービスのシステムやWebサイトの画像をデザイナーさんにお願いするケースも増えてきたので、意識していることをまとめてみました。
・デザイナーの役割をもっと知りたい
・Webデザイナーってどんな仕事をしているんだろう
そういった方向けに書いています。
ちなみに、筆者はこんな仕事してます。
Webデザイナーの立ち位置
会社によって異なり、ベンチャー小規模の会社だとディレクターも兼ねています。
Web制作会社ですと、コーダーも兼ねる場合もあります。
大企業になると分業化されてデザインオンリーになる傾向が多いです。
また、Webデザイナーと言っても定義が広く、ECサイトの商品画像調整担当をWebデザイナーと呼んだりするケースもあります。
Webデザイナーがランクアップすると、WebディレクターやUI/UXデザイナーになれます。
アートディレクターという職種もあるみたいですが、自分の界隈では見かけません。
どんな仕事をしているのか
自分が依頼する場合は、分業化されているのでデザインオンリーの方に依頼します。
おもに、バナー作成や画像調整がメインのようです。
若手社員はデザインの勉強を常にやっている印象を受けます。
※Web業界の人は常に勉強しなきゃついていけないです。。。
筆者がよく依頼していること
クライアントワークではないので、作業効率をメインには考えていません。
納期というものが厳しくないためです。
おもにお願いしていることは下記になります。
- 画像サイズ
- 画素数
- 拡張子
- 容量
- デザイン
- 納期
画像サイズ
どこどこの箇所に○○な画像を入れるので、縦○○px・横○○pxとサイズを決めて依頼します。
既にシステムやWebサイト上でサイズを定義していて差し替えのみだと省略しますが、基本はサイズを決めてからです。
画面解像度
企業のWebサイトを見れば察しはつくかもしれませんが、高画質の画像は使っていません。
多少ジャギってても気にしない画素数で問題ないのです。
上記で決まった画像サイズでギリギリまでの画面解像度を判断してもらいます。(デザイナー視点でOKをもらいます。)
あとは後述の容量との相談です。画面解像度が下がれば容量が軽くなるからです。
拡張子
世の中には画像における拡張子がたくさんあります。
JPEG・PNG・SVG・GIFなど、それぞれ用途にあった拡張子があります。
Webデザインが本職ではない自分にとっては「とりあえずPNGで」となりがちですが、要件に沿った拡張子を提案してくれるのはありがたく、「さすがデザイナーさん」と納得させられます。
最近、自分は依頼でWebPを推しまくりですが。。。
Webサイトを軽くするには君しか勝たん!
Webサイトの画像を.webp化🙂
と思った矢先、.avifという拡張子を知る😂技術的には.webpより上なのね😂
ブラウザごとに出し分けの記述で対応したらできそうだけど…
そもそも対応ブラウザが少なすぎ😭
成長性はありそうだけど。.avifってどうなんだろう…
めっちゃ軽くなるみたいだけど🤔— ふらんぶ🌿@UXデザイナもどき (@dayantler) May 11, 2021
小規模のWebサイトですと導入されがちですが、大規模になってくると段階や検証が必要となってくるので大変です。
容量
ゲーム制作の現場でも「アイテムのデータ容量○○kbまでに抑えといてね」と要望があったりするそうです。
データが重ければ、ゲームがサクサク動かなくなるからです。
システムやWebサイトも同じです。
容量を圧縮したり軽量化することが常に求められます。下手したら、ページの離脱率とかにつながるからです。
デザイン
よく「だいたいこんな感じで」と依頼してしまいますね。
けっこうデザイナーさんにお願いしてしまっています。ただある程度は要件を決めて依頼しています。
やはり、そこはプロの知見を借りているというべきでしょうか笑
なぜなら、「ここをこうやってここをこんなかんじでこうしてほしい」と作業を依頼するだけなら、クラウドワークスのギグワーカーに依頼しちゃったほうがいいですから。。。
納期
他にも仕事がたくさんあるので、ちゃんと決めとかないと優先度不明で迷惑かけてしまいます。
厳しくはないですが、「このあたりまでに欲しい」ときちんと決めています。
さいごに
職業訓練校ではWebデザインを勉強しており、そのときの知識が今でも活きています。
筆者は、職業訓練校卒で、「職業訓練校体験記」を書いています。
より詳細に、職業訓練校の雰囲気がつかめるのではないかと思います!
職業訓練校ってどんなところなんだろうと思っている方、ぜひご一読ください!
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